四万十川屋形船なっとくは高瀬沈下橋から車で5分程度、日本最後の清流四万十川を屋形船で食事をしながら堪能できます。高瀬沈下橋の下もくぐります。船頭さんが四万十川や沈下橋の話をしてくれ、時期によっては、カヌーをしている人とすれ違ったり、岸ツヅジ、ホタル、鮎などを見たりすることができます。船内はテーブルと椅子(可動式)があったので、車いすのまま乗船し、椅子を移動してもらいました。
足摺海洋館SATOUMIは令和2年7月にリニューアルオープンした新しい水族館で、エレベーターやトイレなどのバリアフリー対応が充実しています。館内には地元の竜串湾の海に生息している魚を中心に展示しており、ウミガメにも出会えます。展示は1階と2階にありますがエレベーターがあり、車いすやベビーカーでも安心して利用できます。バリアフリートイレも各階に数か所あり、快適に過ごすことができます。また入口付近に障害者用駐車場もあるため、入館しやすくなっています。
足摺海洋館SATOUMIのすぐ隣にある足摺宇和海国立公園竜串ビジターセンター「うみのわ」は、令和2年3月にオープンした足摺宇和海国立公園の自然情報、利用情報を広く発信する国立公園地域の窓口的な施設です。館内では、展示やデジタルサイネージを活用し、この土地ならではの情報を発信しています。
スロープやビーチ用車いすなど、バリアフリー対応にも取り組んでいます。ビーチ用車いすを借り、波打ち際まで行くことができます。砂浜を移動する際は介助者(2名以上)が必要ですが、事前に相談すればスタッフの方にサポートしていただける場合もあります。
「うみのわ」では、竜串海岸をはじめ近隣のウォーキングツアーなども開催しています。