JR土讃線の駅で、土佐和紙の発祥地として有名ないの町に位置します。「竜とそばかすの姫」映画内では改札口や切符売り場、駅前交差点が、舞台のモデルとなりました。主人公のすずが高知市内の学校に通学するために使用しており、駅構内や列車内の様子が何度も劇中に登場しています。
100メートル程先には「県庁おもてなし課」のロケ地となったとさでん伊野駅前停留所があります。段差があるため、とさでんに乗車するにはさらに130メートル程進み、スロープのあるとさでん伊野停留所から乗車することをお勧めします。
仁淀川下流のほとりにある親水公園。夏になると川遊びやキャンプをする人で賑わい、「竜とそばかすの姫」映画のラストシーンに登場した広い河原と橋の、舞台のモデルとなった場所です。車いすで河原まで行くことは難しいですが、駐車場から映画と同じ構図を見ることができます。
公園併設の水辺の駅にこにこ館には食事場所やトイレがありますし、手ぶらでBBQもできるので、気軽に美しい清流仁淀川が楽しめます。
フルーツトマトの名産地として知られる高知県の中でも、シュガートマト生産で有名なのが日高村。そんな日高村トマトや地場野菜を使ったオムライスを食べられるのが、「日高村オムライス街道」加盟店。今回は「村の駅ひだか」にある「とまとすたんど」で、新商品の「とまとチーズオムライス」を頂きました。ライスはトマトピューレで炊き込んであるというトマト尽くしの逸品です。
「村の駅ひだか」には、シュガートマトをはじめとする新鮮野菜、仁淀川流域の土産物も揃っているのでお土産購入にも最適です。
高知市一宮にある土佐神社に次ぎ土佐国二宮として信仰のある小村神社は、587年に鎮座され1400年以上の歴史を持ちます。社殿を見守るように背後にそびえ立つ大木は、樹齢千年を超えると伝えられる御神木(牡丹杉)で、有事の前に光るという伝統から「燈明杉」と称される。小村神社は、境内にある御神木の葉をお守りに持つと恋愛運や金運がアップすると言われる人気のパワースポットです。真っ直ぐに伸びる参道は木漏れ日が美しく、歩いているだけでリフレッシュできます。
緑茶(茎茶)を信楽焼の焙烙(ほうろく)を使って焙煎したほうじ茶「棒ほうじ」と、自分で選んだ和紙を貼ったマイ茶缶を作ることができます。仁淀川清流の水や大自然の恵みを受けて栽培された「土佐茶」は苦味が少なく豊かな香りとコクが特徴で、体験場所の周辺も広大な茶園の景色が広がります。手作りのほうじ茶は人によって出来上がりや味も異なり、飲み比べをしてみるのも楽しいです。茶葉を詰める袋も手書きで作成しました。それぞれの個性が出る面白い体験です。
映画後半に登場し、クジラやイルカも出現する土佐湾に面した港です。隣接する宇佐しおかぜ公園は、クジラとの遭遇率90パーセントとも言われるホエールウォッチングの出発地点となっているほか、ジョン万次郎がアメリカへと船出した港としても知られています。毎年夏には、漁船パレードが見られる宇佐港祭りが開かれています。
生憎の雨でしたが、映画で見た景色と同じ景色を見ることができました。
1560年以上前の創建とも伝えられ、土佐二代藩主山内忠義によって1663年に再建された現社殿は国の重要文化財に指定されています。良縁を望む人のパワースポットとなっております。
太平洋に面した高知には荒々しく波が寄せる海岸が多くありますが、こちらは穏やかな海が臨めます。海から入るように作られた参道や海に向かって建つ社殿から、「土佐の宮島」と呼ばれることも。
おみくじは木に結ぶのではなく、海に流すのが鳴無神社のスタイルです。海に落ちないよう注意しながら流してみましょう。水溶性の特殊な紙なので、環境面の心配はありません。
仁淀川にかかる全長約121メートルの浅尾沈下橋。映画では、すずが通学路に利用する橋として登場しました。
沈下橋は、増水時に川に沈み水の抵抗を受けにくいように設計された欄干のない橋です。
浅尾沈下橋のある越知町は「訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2022年版)」にも選定されました。周囲を山々に囲まれ、対岸にある鎌井田集落と橋との美しいコントラストも見所です。
橋のヘリは少し盛り上がっているので転落の危険性は多少軽減されますが、車とのすれ違いは難しいので十分注意してください。
映画「竜とそばかすの姫」作中ではすずと友人のヒロちゃんが来店し、定食を食べた舞台のモデル場所です。山菜など地元農産品や加工品の販売、地元の食材で作る煮物や田舎寿司、そしてうどんやそばのなつかしいおふくろ料理など様々な食事が揃っています。テラス席もあり、集落の川や棚田などのどかな田園風景を眺めながら食事をすることもできます。
店内やテラスにはスムーズに行けますが、トイレはバリアフリーではありません。
かつて土佐藩初代藩主山内一豊の筆頭家老の領地で、城下町として発展した佐川町。その中心部にある上町(うえまち)地区は、当時の伝統的な建造物、商家住宅や郷校、酒蔵などが今もその趣を残しています。また、令和5年前半のNHKテレビ小説「らんまん」のモデル牧野富太郎の出身地でもあり、1月末~2月には博士の愛したバイカオウレンが花を咲かせます。
「さかわ・酒ぶら上町歩きガイド」では、地元ガイドと一緒に歴史ある町並みを歩くことができます。佐川町の歴史や文化を学んだり、日本酒を堪能したり、好みに合わせてコースを選んでください。
映画「竜とそばかすの姫」ですずが通学路として通る川のモデルで、すずが歌ったり同級生と過ごしたり、色々なシーンで登場しました。
「平成の名水百選」に選定され、市民の飲水としても利用されているように、透明度が高い美しい川です。土佐藩五代藩主山内豊房が「我が影を映すこと鏡の如し」と称したことからその名がつきました。かの坂本龍馬が幼い頃、雨の日に「どうせぬれるきに」と言って泳いだというエピソードも有名です。
作中の描写は、みどりの広場の対岸から見た鏡川ですが、こちら側は階段でしか河原に降りることができません。また、道路には歩道もないため立ち止まっての撮影は危険です。今回訪問したみどりの広場は市民の憩いの場として親しまれている河川敷の公園で、のんびり鏡川を眺めたり散歩したり、安心して過ごすことができます。
帯屋町商店街は高知市中心部に位置する全長約650メートルの商店街です。地元では「お街」(おまち)と呼び、映画「竜とそばかすの姫」ではすずが友人ヒロちゃんの家に向かう途中で通りました。
デパートやファストフード店、珍しいサンゴ店など多種多様な店が立ち並び、その規模は高知県内一を誇ります。高知グルメや銘酒が揃う人気観光スポット「ひろめ市場」は商店街の西端にあります。帯屋町商店街を中心としたエリアにはアーケードがあるため、飲食やお土産を探しながらの散策にもぴったりです。
近代国家を目指し尽力した坂本龍馬が生まれ育った高知市上町。龍馬が土佐藩を脱藩するまでの少年・青年時代のエピソード、上町の歴史や文化、坂本家の家族やゆかりの人物などについて、模型・映像・音声で紹介しています。展示を通して、龍馬の人間形成や成長を追体験できます。360度スクリーンのCGを使った体験コーナーや、坂本家の離れをイメージした部屋などもあります。また、ガイドも常駐しているので、江戸時代や龍馬について楽しく学ぶことができます。
古民家を改装した落ち着く空間で、ゆったりと食事を楽しめるカフェレストラン。お店の入り口には和風雑貨の販売コーナーもあります。障害の程度にもよりますが、車いすでも利用できるトイレがあります。丁寧な接客と美味しい料理で、居心地の良いお店です。