安心・安全な「どっぷり高知旅」を楽しんでいただくために
つなみまん
ゆうどうくん
たいさくん
ヘルパちゃん
トラフ博士
じしんまん
高知県防災キャラクター©やなせたかし
このページでは、県外や海外から高知県を訪れる方に、南海トラフ地震そのものの知識を得ていただくことができるほか、旅行前や高知県に到着した後に準備していただきたいことについて、取りまとめています。
地震が発生した際に、ご自身の命を守り、速やかな避難行動ができるように、次のことを事前に準備しておきましょう。
【到着前の備え】高知県では、今後30年以内の発生確率が80%程度とされている「南海トラフ地震」に備えて、地震による被害の軽減や発災後の応急対策、速やかな復旧・復興に向けた事前の準備などに、市町村、事業者や県民の皆さんと一緒に取り組んでいます。
その中で、このページの設置のほか、宿泊・観光施設などの観光事業者による災害対応力の向上を目指して、
にも取り組んでおり、これらの取り組みが、高知を訪れる皆さんの安心・安全な「どっぷり高知旅」の実現につながることを期待しています。
南海トラフ地震とは、南海トラフ(※)とその周辺地域のプレート(巨大な岩盤)境界を震源とする大規模な地震のことです。
この地震の特徴は2つあって、1つ目が「長く強い揺れ」です。最大クラスの地震が発生すると、高知県全域が強い揺れに襲われ、34市町村のうち26市町村が最大で震度7に、残りの8市町村でも震度6強になると想定されています。さらに、体に感じる揺れが3分以上続く地域もあります。
2つ目の特徴は、「早くて高い津波」です。1メートルを超える津波が、地震の発生から早いところでは3分で海岸線に押し寄せます。さらに、一部を除く全ての海岸線で、津波の最大の高さが10メートルを超えると想定されています。
高知県では、こうした南海トラフ地震の発生に備えて、建物の耐震化 、津波避難タワーの整備や避難所の確保などに取り組んでいます。
これらのことから、観光客の皆さんが高知県に滞在中に南海トラフ地震が発生したら、まずはご自身や同行者の身体の安全を確保したうえで、一刻も早く避難することが大切です。
※トラフ…海底にある幅の広い溝状の地形のことで、海溝よりは浅いもののこと。南海トラフは、九州地方から東海地方にかけての海底に広がるものです。
★高知県では、南海トラフ地震の発生に備えて、ハード、ソフト両面から様々な対策に取り組んでいます。高知県における南海トラフ地震対策について、より詳しく知りたい方は、高知県南海トラフ地震対策課のホームページをご覧ください。
高知県では、県民向けの南海トラフ地震への備えをまとめた冊子を作成しています。
冊子版、音訳版・点訳版、手話動画版、多言語版もありますので、ご覧ください。